費用と経費

会社設立の費用と経費

取締役として会社を設立して悩む事のないようにしていくために盤石のシステムが必要です。
まず会社設立に掛かった費用と言うものは、会社の経費として計上をして処理を行う事が可能になります。一般的に会社の経費と言うものは、会社を運営している中で発生したものを計上して、任意に償却する形になりますが、償却には繰越資産に計上して任意の年数の中で償却を行うが、もしくは初年度に全額償却するかを選択する事になります。
会社設立と言うのは、会社を登記するまでの期間を意味していますので、実際にはこの世にその会社は有りません。
そのため、一見すると、会社設立に掛かった費用は経費として計上が出来ないようにも思えるものです。
結論から言うと、冒頭でも説明を行ったように、会社設立に掛かった費用は、繰越資産に形状して、任意の年数の中で償却を行う場合と、初年度に全額償却するかの何れかで処理が可能であり、しかも会社を登記する前の領収書であっても計上する事が出来るのです。会社設立では様々な費用が必要になりますので、何れかの方法で償却を行う事が大切なのです。

業務における電話の」重要性

会社の中には固定電話と電話番号と言うものが必須です。業務を行う上で電話と言うものは必要不可欠な存在です。
しかし、会社設立を行う場合には固定電話や電話番号と言うものを必要とするのでしょうか。
そもそも会社設立は、定款を作成してから、公証人役場に認証を得て、最後に会社を法務局で登記するまでの課程を意味しています。会社設立を行う場合には、書類を作成したりしていきますが、その書類には会社の固定電話の電話番号などを記載する事は定められていませんので、会社の電話番号を用意する必要は有りません。
但し、何らかの理由で連絡を必要とする場合があり、この場合は個人の携帯電話の番号や自宅の電話番号などを記載すると言う形でよく、会社の電話番号を記載しなければならない場面と言うものは、会社設立の中では無いといえるのです。
尚、会社の電話番号は不要ですが、会社の所在地など、会社の本店の住所と言うものは、定款の中に記載をしますので必須と言えるのです。